子持ちの「オカン」が垣根を越えたら素晴らしい世界と出会えた話

※このブログの内容は、あくまで個人的な主観に基づいています。

Snow Manへの沼落ちの経緯を描写した部分が主のため、個人的な事情やプライベートの内容も多く含みます。苦手な方は閲覧をお控えください。

 

2021年1月22日。

Snow Manの皆さん、デビュー1周年本当におめでとうございます!

この素晴らしい日を共に迎えられることが、本当に嬉しいです。

 

彼らに出会う以前の話、私はあまり推し事に一生懸命なほうではなくて、どちらかといえば一人で黙々とRPGばっかりやってるような人間でした。

それも、誰かと積極的に共有しよう!という感じではなく、自分の好きなものは自分だけが分かっていればいい、というちょっとドライなタイプ。

大人になって乙女ゲームに手を出し、いわゆる推しができたときもあまりそのスタンスが変わることはなく、推しの好きなところを述べるよりも「なぜそうなったのか」「どうしてそんな性格なのか」という考察に重きを置くほうでした。

 さらに、結婚、出産×2、再就職を経て、気づけば推していたコンテンツからも離れ、1日1日を無事終えるのに精一杯、推しへの気持ちってどんなんだっけ、と感情を置き去りにする始末。

 

元から自分の感情を言葉で表すことが苦手で、推しを愛でることすら一時は見失っていた自分が、今こうしてブログを開設してまで何かを書こうとしている。Snow Manに出会って知ったたくさんの気持ちを、形にしたくなっている。

1周年の節目を機に、どうして自分がこんなにも彼らに惹かれるのか……それを考えてみたくて。要するに完全な自己満足ですが、文にしてみることにしました。

よければ、お付き合いください。

 

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2020年2月11日。

私がSnow Manに本格的にハマり始めたのは、この日たまたまおススメにでてきたYouTubeがきっかけだった。

 

当時の私は4歳と2歳間近の2人の息子を抱えつつ、新たに働きはじめて1年が経とうとしていたころである。毎日の相棒といえばEテレで、だいすけお兄さんとゆういちろうお兄さんに癒される日々。当然テレビは子どものもので、わずかな息抜きといえば家事の合間にスマホで見るYouTubeと、ごく稀にある、寝落ちなかったときの夜のYouTubeだった。(子どもを寝かしつけてたらいつの間にか自分が寝てた、は子育て七不思議のひとつだと思われる)

 

そんなこんなで地上波のテレビを見る機会はほとんどなかったのだが、たまたま「嵐にしやがれ」を見ていたことと、セブンイレブンのでっかいパネルが印象的で、Snow ManSixTONESと一緒にデビューしたジャニーズの新しいグループであることはなんとなく記憶に残っていた。

その時の自分は「筋肉のちょっといかついリーダー」と「ダンベルの人」は把握していたものの、「ゆり組」が誰だったかわからん…というほどのもので(本当にごめんなさい)、ちょっともうオバチャンにはついていけんがお若いのみんながんばれよ、という変に達観した気持ちでいた。

 

独り身のときはダンスを見るのもアイドルも好きで、それこそお隣の国のアイドルの方を応援していたこともある。セブンのパネルのSnow Manを見ながらそのときのことを懐かしく感じつつも、名実ともにオカンになった自分にジャニーズさんのようなキラキラ感は眩しく、素敵だなあとは思ってもアイドルを追いかける時期は過ぎたなあ、なんて思っていた。

 

そんな、2月11日の夜のこと。珍しく寝落ちなかった夜のわずかな息抜き時間に、なにげなくYouTubeのおススメを見ていたところ、あれ?これ「ダンベルの人」では?と思われるサムネがあった。そして、何の気もなしに開いて見てみた。

 

そこには、ゴジラがいた。(このゴジラが沼の入り口である)

 

正確には、全力でモッツァレラチーズゲームをやり、全力で楽しみ、全力で笑う9人の姿があった。その中でも「ダンベルの人」はこちらの想像を遥かに越えて、モッツァレラチーズというよりゴジラだった。大人がやるにはあまりにも本気過ぎるゴジラに度肝を抜かれ、笑い過ぎて腹筋が痛くなったのを覚えている(そのとき布団の中にいたのだけれど、笑いを堪えすぎてめっちゃ震えていたらしく家族に心配され起こされ、ちょっと恥ずかしかった)

 

久々に笑いのツボがぴったり合う動画に出会ってしまった、と思った。

これだけでこんなに笑えるんだから、このひとたちの動画に外れはないぞ、と思った。

(正直、どうしてあんなにも腹がよじれるほど笑ったのか、未だに理由は分からない。絶対に面白いのは確かなんだよ!ふっかさんは今でも私のツボを押しまくります。君彼振付講座はマジで神回)

そして動画の中で垣間見えた、初見でも感じられる9人の仲の良さ。

日々の癒やしを求めていた私にとって、この平和な世界はまさに必要としていたものだったのだと思う。

 

そこから私の、夜な夜な動画を見漁って寝不足になる1週間が始まる。

Snow Manチャンネル、Jrチャンネルとおススメに出てくるものを片っ端から見まくり、バラエティーで笑い、コメントを拝見し、てっきりバラエティー担当だと思っていた佐久間くんがめちゃめちゃダンスがうまいことを知り、ダンスプラクティス動画を見て、佐久間くんもさることながら全員ダンスがうまい、というかめちゃめちゃ揃ってるじゃん!すごい!と思い、気が付けばD.D.を全種類買い、気が付けばFCに入っていた。

 

このひとたちにはお金を払う価値がある。迷いはなかった。

当時のFCはちょうど目黒くんの誕生日動画が公開されていたこともあり、躊躇う時間すら惜しんで、私は生まれて初めて、「ファンクラブ会員」になった。

(一瞬だけ、ほんの一瞬だけ家庭の経済のバランスが頭をよぎったけれど、そこは工夫でなんとかすればいいと腹を括ったのはここだけの話)

 

FCに入って、改めてジャニーズの福利厚生の手厚さにびびった。

以下にその一部を紹介させていただきたい。

・CDについてくるDVD(特典)がマジで豪華(余裕で1時間超えの動画を誰が予想しただろうか)

・FCのコンテンツが多く、実質無料(動画、会報、定期的なスペシャルメッセージに情報メール、年賀状、そして誕生日カード…誕生日カードはずるいよ、ほんとに)

・一冊数百円の雑誌を買えば、新規絵と新規エピソードがついてくる(これはどなたかがおっしゃっていた意見で、ゲーム脳の自分はかなり納得してしまいました)

・解釈違いがない!!!!最高(これは完全に主観)(ソシャゲあるあるのひとつに、解釈違いってあると思うんですけど、私けっこうそこにこだわってしまう人間でして…ここを語ると長くなってしまうので割愛!)

 

いろいろなコンテンツにどっぷりと浸かったことで、Snow Manが浸かれば浸かるほど心地よい沼であり、知っても知っても追いつかないほど、奥深い魅力を持つ素敵な人たちだということを肌で感じるようになっていた。

 

当然、その頃には全員の顔と名前はもちろん、それぞれの略歴は軽く頭に入っていた。

そして、9人が元々は6人だったこと。Snow Manの動画の中で、お気に入りTOP3には入って何度も見返していたカルタ勝負の動画が、実は9人になって間もない頃に撮られたものだということも知った。そして、いろんな苦難を経て、念願のデビューを果たしたグループだということも。

 

まるでドラマである。あるいは、少年漫画である。

少年漫画の主人公はどんなに辛い目にあっても、努力と友情で困難を乗り越えていく。そうした姿に勇気をもらえることも多い。

でもそれは、フィクションの話であって、ノンフィクションの世界で、次から次へとやってくる苦難や、それを支え合うかけがえのない絆など、そうそう見られるものではない……などと、思っていた私が間違っていた。

Snow Manはそれを現実で体現しているグループだった。

元々RPG好きな人間である。このグループが刺さらないわけもなく、一ファンとして彼らを応援していきたい、と思うようになっていた。

 

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Snow Manが抱えてきた、そうした背景が応援したくなる要素の一つであったことは間違いない。

しかし、「苦労してきたグループだから」応援しよう、という感情ではないと感じている。

 私がちょっとしたネックに思っていた「オカン」という垣根(もちろん好きになるのに立場や年齢は関係ないです!私が私自身の精神的な、という意味で)を越えてでも応援したくなったのは、たぶん、

 

この9人の生き方がもうとんでもなく好きだからだ。

 

Snow Manは、率直に言えばすごく貪欲なグループだと思う。

彼らはときに、自分たちの目標や希望を、ひるむことなく口にする。

これって大人になればなるほどできなくなるものだと思うんですよ。いろんな恐怖や諦めが勝ってしまって。

でも彼らはその恐怖と共存しながら、貪欲に前に進もうとする。

いろんな悔しさや苦しさも全部エネルギーに変えていく。

そしてそれはきっと、今まで支えてくれたたくさんの人に報いるため。(この1年弱彼らを見てきて、そういう思いが強いんだろうなと感じました)

 

それでいて、ひとりひとりは本当にただの男の子なんですよね。

この9人だからこそ生まれる爆発的なパワーと奇跡的なバランスの良さ。

この9人なら、どんなことでもできるんじゃないかと思わせてくれる期待感。

 そういうものを生み出しているのが、彼らが持つ徹底的なプロ意識であり、たゆまぬ向上心であり、今を受け入れる素直さ、だと思うのです。

そしてそれは、たくさんの悔しさをのみ込んできたSnow Manだからこそ持つことができたものなのではないかと思います。

 

人は誰しも、うまくいかなくなることがある。

くじけてしまいそうなときがある。

自分に負けそうなときがある。

 

そういうひとを勇気づける力が、Snow Manの生き様にはある。

 

そんなSnow Manの一ファンでいられることが本当に嬉しいですし、

Snow Manの生き様は、私の憧れでもあります。

(この一年で、推しの幸せがどんなに自分を幸せにしてくれるかということも知れました。Snow Manと出会って知ったことは本当に素敵なことばかりです)

 

もう、「オカン」だから遠慮~とか言ってられません。

私は私の人生をよりよくするために生きる。そうすることが、家族の幸せにもつながると分かったから。

もちろん、家族の生活と健康は守る義務があるので、できる範囲にはなるけれども!

Snow Manのこれからを、自分のペースで、長く応援していきたいなあと、そう思います。

 

改めて、Snow Manの皆さん、デビュー一周年本当におめでとうございました。

すべてが思った通りにはいかなかった一年だったかもしれない。

けれど、それも力に変えていく皆さんを、心から尊敬しています。

これからもたくさんのチャンスと幸せが、皆さんを包みますように!

 

 

 

 

(Snow Man9人への思いが強く自担への諸々に触れられなかった…また時間が許せば書きたいです、康二くんごめんなさい~~!!)